YAMAHA YVC-1000が素晴らしい(遠隔会議用マイクスピーカーシステム)

遠隔会議用のスピーカーマイク、個人では色々安物を買って失敗していますが、職場ではYAMAHA YVC-1000のを購入し、大変満足しています。

商品紹介は以下をご覧ください。

sound-solution.yamaha.com

 

写真も上のサイトからお借りしました

■個人的に満足している点

□音で文句を言われることがない

以前は他社のものを使っていたのですが、外部マイクの集音範囲が狭いのか、一部の人の声が聞こえないとか、小声で話す人の声が拾えないとか、毎回なにか苦情がありました。YVC-1000に代えてから、音声に関する苦情を言われることがぱったりなくなりました。それが当たり前といえば当たり前なんですが、当たり前ができない機器がなんと多いことか…。

□拡張マイクを5台まで接続可能で、特別な調整不要

本体にはマイクが1個ついてきますが、4個まで追加可能です。マイクは専用ケーブルで直列につなぐだけで、調整などは特に不要。部屋の大きさや人数の多さに合わせて数を調整しています。

□有線マイクを接続可能

本体裏にLINE入力があり、有線のダイナミックマイクを2本接続可能。有線マイクからの音声は、本体スピーカーで拡声&リモート拠点に流すことができます。講演会の場合は有線マイク2本を講師マイク・会場マイクとして利用。ワークショップの場合は有線マイクを講師用に、参加者の各テーブルには拡張マイクを配置、と言った感じで使い分けています。(他に無線マイクシステムや、外部スピーカーを接続することもできるそうです)

Bluetooth接続でも音声が安定している

PCとはUSBケーブルで、タブレットとはBluetoothで接続しています。Bluetooth接続でも、Ankerなどで言われたようなノイズが乗るとか音がボワボワするとかの不具合は全くありません。

□紙のマニュアルがついている

最近はマニュアルはオンラインで、というのが多いですが、この製品には冊子のマニュアルが付いています。職場で不特定多数の人が使うので、紙のマニュアルがついているのはありがたいです。(ホームページにも複数のマニュアルがあるので、印刷して同梱しています)

拡張マイクのマニュアル

■ちょっと不満な点

□ミュート状態がわかりにくい

拡張マイクのボタン周囲のLEDが緑のときはマイクON、赤のときはマイクミュートですが、タブレットのZoomやTeamsでマイクをミュートにしても、拡張マイクのLED色は変わりません。

□拡張マイクの接続がわかりにくい

INとOUT、どっちを本体に繋いで、どっちを他の拡張マイクにつなぐのかがわかりにくい。使っているうちに慣れますが、初めての人は大抵逆につなぎます。「本体/本体側の拡張マイク」「本体より遠い拡張マイク」みたいに書いてもらうほうがわかりやすいです。

IN OUT

□拡張マイクのパーツが外れる

拡張マイクの隅を縁取っている銀色のパーツが外れやすい。

外縁の銀のパーツです 持ち上げるときここに力がかかってしまうためだと思われます

□ケーブルのコネクタ部が弱い

拡張マイクを接続するケーブルの爪がグラグラしやすい。見た目はLANケーブルなので、今度LANケーブルで置き換えてみようと思います。ダメならケーブルだけ買い替え。

この爪がゆるくなると、ちょっとしたことで抜けるようになります

□本体が大きくて重い

本体+拡張マイク5個+結構長めのケーブルとなると、ちょっと場所を取ります。持ち運びにも気を使います。専用の収納ケースでもあればありがたいです。今は頑丈なコットンのトートバッグに入れています。

□マニュアル

複数言語まとめて1冊にすると、1冊の殆どの部分は使わない紙になってしまうので、言語別に分けてあるとありがたいです

 

 

細々とした不満な点はありますが、それを補って余りある安定した音声。会議で苦情が出ないのは本当にありがたいので、愛用しております。全会議室に標準装備してほしい…