クロスバイクのママチャリ化(ダイナモライト取り付け)2

VACANZE 1|NESTO - ネストへのダイナモライト取り付けの続きです。

 

取り付け準備

まず、取付金具(以下ブラケットと呼びます)の車体に当たる部分に傷がつかないように、手持ちのフェルトやゴム(厚みを出すため)を貼り付けました。

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フォークに当たる部分に、フェルト、ゴム、フェルトを貼り付け

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仮組み(高さが足りない)

この状態でフロントフォークにつけてみたところ、フォークが太くて、低い位置にしかつけられませんでした。そのため、ダイナモがタイヤまで届きません。

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ホントは黒丸の当たりにつけたかったが、写真の位置が精一杯。これ以上上に上げるとボルトが届きません。長いボルトを買ったとしても、ブラケットのカーブと全然合わない

それでホームセンターに行き、延長用の金具を調達。長さ50mmの金具、長さ75mmの金具、M6ボルト・ナット・ワッシャーセット、少し長めのボルト、ギザギザワッシャーセットを購入。

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1回目。左上が買い足した50mmの接合金物とM6ボルトセット

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2回め。20mmのボルト、75mmの接合金具、ギザギザワッシャー(緩みどめ)

 

部品が揃って、試行錯誤です。

 

タイヤドライブにするか、リムドライブにするか

ダイナモのローラーを、タイヤ側面に接触されて回すか(タイヤドライブ)、リムに当てて回すか(リムドライブ)、両方試してみました。

  • タイヤドライブ 75mmの接合金物を使用。ローラーに面で接するから良いかと思ったのですが、抵抗が大きい。ギア2~3段重くした感じになります。
  • リムドライブ 50mmの接合金物を使用。ローラーの上一点で接するので、回転が軽く、ギア1~2段重くした程度。明るさは特に問題なし。

というわけで、リムドライブを選択。

 

取り付け位置

ブラケットから接合金具を真上に立てて、ブレーキシューのすぐ先でローラーがタイヤに接したところ、タイヤがライトの光を遮ってしまいました。

それで、ライトを前方に出しつつ、ローラーがタイヤの回転方向に合うような角度に調整。75mmと50mmの接合金具どちらでも行けたので、より負担が小さいであろう50mmの接合金具を選択し、ブラケットをぎりぎり上まで上げて、フォークに傷がつかないように保護シート(家にあったテント修理用のシール)を貼って、固定。

ライト付属の金具には切り欠き・出っ張りがあってライトがずれないようになっているのですが、買ってきた接合金具には切り欠きがなく、ボルトとナットで締め付けているだけなので、しっかり固定するために、ギザギザワッシャー(緩みどめ)をはさみました。

 

取り付け結果

何度もつけたり外したりして、こんな感じで落ち着きました。

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取り付け結果 側面から

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取り付け結果 斜め前から

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取り付け結果 斜め前から 電源ON

 

 ライトの分重くはなりましたが、出かけるときに鍵一つ持って出ればいいので、想定していた以上に快適です。

ネジが緩んでいないか、定期的に確認は必要そう。ロックタイトでも注しておこうかな。

 

※75mmの接合金具が余ってしまいましたが、これは後述のチェーンガード取り付けで使います。